無性にタイ料理が食べたくなるときがある。
ここ数日、舌がタイ料理を欲している。そう「酸っぱ甘い、そして辛い」あの味付け。先日、タイ料理店でたらふく食べたばかりなのに、こういう周期のときは、その場では満足できても、すぐに沸々と湧き上がる泉のように欲する波がやってくる。
タイ料理を思いを寄せながらスーパーで買い物をしていると、ふと冷蔵庫に黄色くなったライムがあったことを思い出した。いつ買ったものだったか、レモンのように黄色く色が変わってしまったライムが冷蔵庫に転がっていた。おそらくカイピリーニャを作ろうと買っていたものだろうけれど出番のないまま黄色くなってしまった。
黄色くはなったけど、まだいけるライムを使ってタイ風料理をつくろう。常備食材で春雨は家にある。すぐさま本やインターネットでライムを使ったタイ料理のレシピを漁る。
手軽さから、春雨の和え物に決定。ライム汁、ナンプラー、砂糖は同量で問題なさそう。家で作るなら簡単なレシピが一番。同量のライム、ナンプラー、砂糖をあらかじめ混ぜ合わせ、好きな野菜や肉または魚を春雨に投入するだけ。ポイントは、春雨が熱いうちに、調味料を合わせること。エビやパクチーがなくても、それらしい味になったので、ひとまず「酸っぱ甘い」欲は、手軽に解消できそうで一安心。
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