• HOME>
  • 漬け酒研究室>
  • オリジナルカシャッサ・パンチ(漬けカシャッサ)「FOODEX JAPAN 2019」

オリジナルカシャッサ・パンチ(漬けカシャッサ)「FOODEX JAPAN 2019」

daytoday

日本カシャッサ協会(http://cachaca-japan.jp)からご依頼いただき、2019年3月5日(火)から8日(金)に、幕張メッセで開催する「FOODEX JAPAN 2019 第44回 国際食品・飲料展」にて、4種類のカシャッサ・パンチ(漬けカシャッサ)のレシピを考案、試飲用のボトルを制作させていただきました。

カシャッサ・パンチ(漬けカシャッサ)

アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN」

「FOODEX JAPAN 2019 第44回 国際食品・飲料展」は、日本はもちろん世界各国から食のプロが集う、アジア最大級のB to B 食品・飲料専門展示会。第44回を迎える今年は過去最大、国内1,400社、海外80カ国2,100社の食品・飲料メーカーが集結するとの事。

会場内5ホール海外出展ゾーンのブラジル・パビリオン内では、大々的にカシャッサ・コーナーが設置され、様々なカシャッサが紹介されます。

カシャッサとはブラジルのみで生産されるサトウキビの蒸留酒で、歴史と文化、アイデンティティが反映された国民酒。そのままで飲むのは勿論のこと、カイピリーニャ をはじめとしたカクテルや漬け酒としても楽しまれています。海外への輸出品目としても最重視されていて、今後は更に力を入れて行くようです。

因みに、お酒のカテゴリーとしては、同様にサトウキビの蒸留酒であるラムとは兄弟的な存在とも言えますね。

今回、制作したカシャッサ・パンチには、「セレッタ/SELETA 」、「ウェーバーハウス/WEBER HAUS」の2銘柄をセレクト。具材は各銘柄のキャラクターに合わせて、リンゴ、コーヒー豆、ルビーグレープフルーツ、ディルの4種を選びました。2014年開催のFIFAワールドカップや2016年開催のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックなどをきっかけに、ブラジルの食文化は日本国内でも注目されています。

セレッタ/SELETA

「セレッタ」はカシャッサづくりのメッカであるミナスジェライス州産で、アーティスティックなカシャッサの代表格的な銘柄。2年熟成でシナモンや蜂蜜を想わせる風味とパンチの効いた力強い味わい。

取扱い:荒井商事株式会社
http://www.arai-brasil.jp/products/cachaca/

ウェーバーハウス/WEBER HAUS

「ウェーバーハウス・シルバー」はブラジル最南端にあり、ドイツ移民の多い地域であるリオ・グランデ・ド・スル州産。熟成はしていなくて、ハーブや植物感がありスッキリした印象。

取扱い:株式会社 田地商店
https://shinanoya.co.jp/cachaca/sp/sp-index.html

4種類のオリジナルカシャッサ・パンチ(漬けカシャッサ)

セレッタ/アップル

リンゴのタルトやパイのイメージ。リンゴは乾燥機でドライフルーツにしてから使用しています。アクセントにブラックペパーを加えることでリンゴ感が増しています。


セレッタ/カフェ(コーヒー豆)

エスプレッソのイメージ。少しベリー系のニュアンスを想わせるエチオピア産のコーヒー豆を使用。アクセントにシナモンスティック。組み合わせとしては不動の人気です。

ウェーバーハウス・シルバー/ルビーグレープフルーツ

瑞瑞しい柑橘味と合わせてスッキリとしたイメージ。乾燥機でドライフルーツにしたルビーグレープフルーツをたっぷり使用しました。アクセントに赤唐辛子。

柑橘系と赤唐辛子の組み合わせはブラジルでも人気。

ウェーバーハウス・シルバー/ディル

生のディルを使い、ハーブとの相性を活かして。アクセントに清涼感のあるカルダモン。ハーブ系は、隠れた人気の組み合わせ。

レシピや制作工程の詳細ついては、別の記事にてご紹介していく予定です。お楽しみに。

執筆者:漬け酒研究室 山本浩二

関連記事

漬け酒研究室」カテゴリの人気記事

他カテゴリの人気記事