- >
- レシピ>
- 大葉(オオバ)/青じそ(アオジソ)の保存方法
サラダや冷奴、納豆にお味噌汁に加える薬味や、天ぷらや手巻き寿司にも大活躍の大葉。
1パック100枚入りを買ってきても、使い切る前にダメにしてしまったなんてことも多いのでは。
上手に保存すれば、塩漬けなどにしなくても生のまま10日間~2週間は新鮮に保つことができます。
枚数が多いときの保存と少ないときの保存方法の2種類をご紹介します。
保存方法
枚数が少ないときは、少量の水を入れた瓶の保存がおすすめ
1.大葉は痛みやすいので、水を流しながら洗うのではなく、ボールに水を溜めてから優しく洗いましょう。
2.水気を切るときは、束でまとめて持ち、数回振って水気を切ります。
3.瓶に大葉の茎が浸る程度の水を入れる(1~2cm)
4.3日に1回くらい水を取り替える
枚数が多いときの保存方法
1.洗って水気を切るところまでは同じ
2.湿気による野菜の傷みを避けるために、容器にクッキングペーパーを敷きます。
3.水を切った大葉を重なる部分が少なくなるように並べる
4.クッキングペーパーをかぶせて、蓋をします。
※大葉がしおれてきたなと感じたら、もう一度、水に濡らして水気を切って並べると元気になります。
あれこれ
青々として、はりのある青じそを数枚束ねて包丁を入れたときに、ざくっざくっと千切りにしていくのは気持ちがいいものです。さらに紫蘇の香りがふわりと。この香りには、防腐作用があるので、夏はさらにお力を拝借したい食材。台所の片づけをしながら、食べ残した青じそにごま油を数滴と塩昆布を和えて、ご飯に混ぜてパクっ。隠れて食べるおにぎりってどうして美味しいのだろう。
さて、この青々として香りのよい葉は、スーパーや八百屋さんなどお店によって「大葉」「青じそ」の表記がまちまち。違う種類なのか、同じものなのか。厳密に言えば違うのかもしれませんが、ほぼ同じもの。青じその穂じそと葉っぱを区別するために、商品名として「大葉」と呼ぶようになったそう。「大葉」は直物の名前ではなく商品名として定着したんですね。主観になりますが、「青じそ」のネーミングの方が、紫蘇の香りが豊かで上品なイメージ。
ペラペラして頼りない感じの野菜ですが、栄養価はとっても高く、抗酸化作用があるカロテンが多く含まれています。抗酸化作用と言えば、猫も杓子も「若返り・アンチエイジング」ってやつです。ついでに言えば、抗酸化作用には、免疫力を高め、動脈硬化予防にもなります。
葉をそのまま塩漬けにしておにぎり。それだけで、絵になる青じそなのに、中身(効果)もトップクラスとはすごい奴なのですね。
執筆者:
関連記事
「レシピ」カテゴリの人気記事
夏から秋にかけてが旬のかぼす。大分県産のかぼすでドライフルーツを作ります。 かぼすドライフルーツの作り方 家庭...
捨ててしまうのはもったいないカブの葉。 カブの葉と塩だけのシンプルな塩漬けは、熱を加えないので、葉の色が鮮やか...
とうがらしとごま油を混ぜるだけの簡単ラー油。 天然色素や添加物も使っていないので安心です。食べるラー油のように...
他カテゴリの人気記事
illustratorのデータをやりとりしていると、データが開けないことや保存バージョンについて、下記のような...
ルビを振ったチラシやパンフレットをよく見かけるようになりました。合理的配慮の観点からも、「るびなし」「るびあり...
ぬか床に食材を漬け続けていると、ぬか床が水っぽくなってきます。これは野菜から水分が出るので避けられないこと。水...