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- 実山椒の塩漬け
実山椒が出回るのは、5月6月と短い間。この時期に手に入れたら、保存用に塩漬けにします。塩漬けにすることで1年中、実山椒を味わえるので大変ありがたい。実山椒は薬味に炒め物、サラダそしてぬか床に入れて風味づけや抗菌作用に使うことができます。下処理はちょっと面倒ですが、あると便利な実山椒の塩漬けです。
実山椒の塩漬けの作り方
<材料>
- 山椒 作りたい分量
- 塩 山椒の重さの10%
<作り方>
- まず、枝と実を分けます。ここでのポイントは、枝と実を分けたらすぐに実を水の中に入れてください。水に入れることによって、茶色に色が変わってしまうのを防ぎます。
- 次に茹でます。指で押すと軽くつぶれるくらいになるまで、5分~10分くらい茹でます。※その年の実によって個体差があります。
茹で始めると部屋中が山椒の良い香りに包まれます。 - 茹で終わったら、水に30分~1時間ほどつけて、アク抜きをします。
- その後、ペーパータオルで水気をしっかりと拭きとって、山椒の重さを量ります。
- 山椒を瓶にいれ、その上から山椒の重さの10%の塩を入れ、蓋をしめたら瓶を数回振って、塩を全体に馴染ませます。
漬けてから1週間ほどで食べることができます。開封していない状態なら冷蔵庫で1年間保存できます。開封後は2週間を目安に食べきってください。常温で保存したい時は、塩の量を重さの30%にしてください。塩気が強い時は、使うときに塩抜きします。
ポイントは、大きな瓶では作らずに小さな瓶に小分けで作ると、無駄なく使い切ることができ、衛生面でも安全です。
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