昼休みに食事を済ませて、所用を済ませてから、一章ずつ読むのに具合がいい長さかと思い、この「郷土LOVE」を古本屋で見つけて読み始めました。
郷土LOVEを一日一章。
本編とプロローグ、エピローグを合わせて50章。お昼休みに一日一章で読み進めれば、2ヶ月ちょっとで読み終わるでしょうか。職場での息抜きにと読み始めたので、目的に間違いはありませんが、読み始めてすぐに、会社で読むには向いていないことがわかりました。なぜなら噴き出してしまうんです。
もう、プロローグから噴き出してしまいました。外食する人、会議室でグループで食べる人、デスクで食べる人、寝ている人と様々。昼休みのオフィスはシーンとしているもので、「ブフッ」と声が漏れたときは、必死に咳払いでごまかしましたが、これを堪えるとなると、苦行のようにも感じます。
しかし、そんな試練が、昼食後の気怠くなった脳に喝を入れてくれるような気がするので、「郷土LOVEを一日一章」は続けることにしました。誰にも知られず、一人で何かに挑む遊びは、一人っ子の私にとって子どものころからの習慣。ゆるい内容とは真逆の関係で、脳の活性化を図ろうと思います。
サングラス型のしおり付き
この「郷土LOVE」ですが、ほぼ日刊イトイ新聞で連載されていたもので、47都道府県について、みうらじゅんがインタビュー形式でゆるーく語ったものが単行本化。古本屋では気が付かなかったのですが、巻末に紙でできた黒いサングラスが挟まっていました。
実はこれ、ほぼ日ストアで購入するともらえる特典でした。はじめの持ち主さんは一般書店での購入ではなく、わざわざほぼ日ストア購入したのですね。みうらじゅんLOVEがあったと思うのです。おまけに、ほぼ日でも紹介されていたのですが、サングラスサイン会なるものがネットで生中継され、紙のサングラス400にサインが完成しました。
なんと手もとにあるサングラスには、ちゃんとサインがあります。2009年に発行されてから、一度も開けられることなく大事に保管されていた(であろう)サイン。およそ10年のときを経ても、感動を与えることができるってすばらしい。
今日も、ゆるーい苦行の旅に出掛けてきます。
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