2018年8月にオープンした保護猫カフェ「駒猫」へ行ってきました。人生で2度目の猫カフェですが、ここは保護猫カフェということで、里親募集中の猫のトライアルやカフェに訪れてふれあいを持つことが可能。その先のご縁があるかもしれない猫カフェです。
人懐っこい駒猫の猫たち
この日は、夕方にお邪魔したので、みんなまったりモード。ほとんどの猫が寝てました。知らない人が入ってきても、動じません。
おもちゃに反応して起きてきた猫たち
駒沢公園西口のそばにあるマンションからの眺めはよく、さらに室内は天井が高く、螺旋階段やキャットウォークがあります。北欧調の家具やテキスタイルでまとめてあって、居心地がいいのと猫のおもちゃなどもきちんと整頓されている空間でした。すごく広いスペースというわけではないですが、建物の形に合わせて家具を配置しているので、とてもすっきりとしたイメージ。猫嫌いの猫やそれぞれの性格に配慮したゲージなどもあるのに狭さを感じません。
1時間40の間(延長40分)、猫さまを堪能。大家族のお食事タイムも見せていただきました。
保護された猫たちなので、辛い思いや寂しい思いをしてきた猫たちかもしれませんが、「駒猫」の猫たちはみんな人懐っこくて可愛い猫ばかりでした。
保護猫カフェ「駒猫」概要
料金
最初の1時間 大人1,200円/中学生以下1,000円 (延長は一律20分毎に300円)
定休日
水曜日
住所
東京都世田谷区駒沢4丁目12−22 ティファーレ駒沢4F
支援物資の募集もしているようです。
猫ちゃんのフード、おやつ、おもちゃ、猫砂など、猫ちゃんの生活にかかわる物資の支援はいつでもありがたく承ります!その他でも「これ保護猫カフェで使ってもらえるかな?」というものがございましたら、いつでもご連絡お待ちしております。
うちの猫もついでに紹介
おっとり半長毛の美男子猫、フジ
17歳およそ5ヶ月で亡くなったフジ。生涯うち、半分以上の8年間を糖尿病だったにもかかわらず、それ以外は大きな病気もせずに、頑張ってくれました。苦楽を共にした同志ともいえる、特別な存在です。
性格は、甘えん坊のおっとりタイプ。基本は抱っこもしくは、人とくっついているのが好きな猫でした。飼い主以外にも大らかで、初めて会った人でも構わず抱っこ。病院でも先生に何をされても怒ることは一度もありませんでした。
猫の糖尿病もインシュリンの注射が必要ですが、コントロールが難しいと言われています。フジの場合は、食べ物に執着していたおかげで、食べている間にサッと注射を終わらせることができました。注射を嫌がることなく治療を続けることができたと思います。
ハチワレならぬイチワレ、お髭のボナ
フジが亡くなる3日前の2015年10月3日に、よちよちの生後2週間ほどの仔猫が4匹、施設の前に捨てられていました。その日は、ちょうどイベント当日だったので、スタッフと食べ物を用意し、もしかしたら育ててくれる人が見つかるかもしれないので、イベント開催中は様子を気にしながらも、そのまま見守っていました。
結局、4匹とも拾われることはなく、じゃあみんなで里親を探そうということになり、一番家が近かった我が家へ連れて帰ることに。4匹は一泊し、いったんは里親候補のもとへ。
その間に、フジが亡くなりました。本当は、仔猫を育てることは考えていなかったのですが、なんとなくフジからの贈り物なのかなと思い、最後に残った仔猫を育てることに。
「ボナ」という名前は、ラテン語で「良い」という意味。性格は、人見知り、抱っこ嫌い、撫でなれるのもあまり好きではない猫です。飼い主からの不満を言えば、もふもふができないのが寂しい限り。寝起きすぐにおもちゃを咥えて、遊んでと言わんばかりに目の前に置く、遊ぶのは大好きなボナとの暮らしを楽しんでいます。
育てるには考えなければいけないこと、覚悟、責任がたくさんあります。支援の形は、里親になるだけではなく、いろいろな形があると思います。「駒猫カフェ」のように、無理なくできる支援があるのはうれしいですね。
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