まいたけ料理に人生ではじめてはまる



この秋、何度も食卓に登場した舞茸の竜田揚げ。揚げ物を作るのは苦手という人は結構多い。苦手じゃなくても片付けが面倒だから、家では作らないって人もいる。わたしも揚げ物は出来合いのものを買うほうが、油を無駄にしなくてもいいし台所も汚れないので効率的だと思っている。しかし、この舞茸の竜田揚げは家で作りたい。揚げたてをむしゃむしゃ頬張りたい。胃もたれしたとしても、これでもかってくらい食べたい。そのくらい魅了されてしまった。
そもそも今まで舞茸を使った料理といえば、バター炒めくらいしか作ったことがない。なのに舞茸に対する心象はよくなかった。炒めるとしんなりして嵩が減ったように感じるし、色どりも煤色というか鼠色というか目で食べるには寂しいので使用頻度はまったくといっていいほどなかった。ただ単に舞茸の特性を活かした調理方法を知らなかっただけなのに、ごまかしもいいところだ。
そんなわたしが、なぜ舞茸の竜田揚げを作ろうと思ったか。それはよくあることだけど、お店で食べた舞茸の竜田揚げが目の覚めるような美味しさだったから。美味しすぎておかわりするくらい。想いがつのり再訪を待ちきれず挑戦してみたというわけだけど、揚げ物に対して技術やこだわりは持っていないので自慢できる出来栄えではない。それでも初めて作ったときは「わたしって料理上手」と思うくらい揚々と舞茸で山盛りになった大皿をテーブルに並べるくらい美味しかった。
それ以降、舞茸を甘く見ていたという後ろめたい思いを拭い去るかのごとく、野菜コーナーで舞茸を見つけては初めて作ったときの食の記憶を振り返っている。
知ってる人には当たり前。でも知らない人にはへえーっと役立つ舞茸の使い方情報。
何も知らずに洗ってました。洗わなくてもよい理由は、衛生管理がしっかりできている環境で栽培しているから汚れや雑菌が付着することはないんだそう。洗うと食感や風味が損なわれる。わたしがやらかした失敗はこれだ。
購入したパックに書いてありました。ただ冷凍するほどの量がなかったので、こちらはまだ試したことがないのですが、凍ったまま調理できるのは時短にもなるのでありがたい。 さらに、冷凍することで細胞が壊れことで旨みがアップするのだそう。
忘備録:洗わずほぐして、保存袋へ入れて空気を抜いて封を閉じる。3週間ほどで食べ切る。
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